平成15年度 春期 ソフトウェア開発技術者 午後1
問1 問2 問3 問4 問5 問6 解答例(若林研二氏) 
注:等倍フォントでご覧ください。 

問4
 通信システムの信頼性評価に関する次の記述を読んで,設問1,2に答えよ。

 サイト1とサイト2とを接続する通信システムの構成例として図1〜4を考える。
図中のA〜Mは通信路を構成するユニットで,その故障率(ユニットが故障し,その
ユニットを通る通信が遮断される確率)はすべて p とする。

設問1
 次の記述中の【  a  】【  i  】こ入れる適切な式を,解答群の中から
選び記号で答えよ。解答は重複して選んでもよい。
サイト1とサイト2の間の通信が正常に機能する確率は,図1の場合
【  a  】である。図2の場合は【  b  】である。図3の場合は
【  c  】である。
 図4の場合は複雑となるが,次のように考えると分かりやすい。まず,Kのユ
ニットが正常と仮定した場合,サイト1,2間の通信が正常に機能する確率は
【  d  】である。また,Kのユニットが故障と仮定した場合,サィト1,2間
の通信が正常に機能する確率は【  e  】である。それゆえ,全体としてサイ
ト1,2間の通信が正常に機能する確率は【  d  】×【  f  】
【  e  】【  g  】となる。
 
 
図5は,東京〜札幌,東京〜
新潟,東京〜福岡,札幌〜新潟,
新潟〜福岡の五つの通信路から
構成された通信システムである。
各通信路の故障率はpとし,分
岐点など,それ以外の箇所の故
障は無視できる。札幌〜福岡の
通信が正常に機能する確率は,
図4での考え方を応用して計算
できる。東京〜新潟が正常な場
合と故障の場合とに分けて考え
ると,

【  h  】×【  f  】【  i  】×【  g  】となる。

解答群
 ア p
 イ (1−p)
 ウ (1−p^2)
 エ (1−p)^2
 オ (1−p^2)^2
 カ {1−(1−p^2)^2}
 キ (1−p^2)^3
 ク {1−(1−p)^2)}^2
 ケ [1−{1−(1−p)^2}^2]
 コ (1−p^2){1−(1−p)^2}^2

設問2
 図3で,いずれか二つのユニットの故障率 p を半分にできる場合,全体の信
頼性を上げるためには,次のどちらが効果的か。解答群から選び記号で答えよ。
ただし,p>0とする。

解答群

 ア ユニットE,ユニットFの故障率を半分にする。
 イ ユニットE,ユニットGの故障率を半分にする。

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