平成13年度 ソフトウェア開発技術者試験 午前 問1〜80 H13/8/12〜作成開始 9/8完成 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 注:このページはテキスト形式でできています。 図形などがずれて見える場合は ・★固定ピッチ(等倍)フォントにしてください。(MSゴシック等) ・文字サイズの設定はネットスケープの場合は ★11, Internet Explorer は ★小または大 です。 ・ダウンロードしてメモ帳などのエディタで見る方法もあります。 お手数ですが,よろしくお願いします。 誤字・脱字等お気づきの点がありましたら,ご指摘いただけると幸いです。 ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問1 500 の病室をもつ A 病院では,病室の番号として 001 から順に 3 けたの番 号を割り当てている。ただし,どのけたにも 4 と 9 の数字を使用しないことに なっている。この病院の 125 番目の病室の番号はどれか。 ア 150 イ 166 ウ 175 エ 186 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問2 10 進数 -5.625 を,8 ビット固定小数点形式による 2 進数で表したものはど れか。ここで,小数点位置は 4 ビット目と 5 ビット目の間とし,負数には 2 の補数表現を用いる。 8 7 6 5 4 3 2 1 ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ │ │ │ │ │ │ │ │ │ └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ ↑ 小数点位置 ア 01001100 イ 10100101 ウ 10100110 エ 11010011 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問3 Random(n) は,0 以上 n 未満の整数を一様な確率で返す関数である。整数型 の変数 A,B 及び C に対して次の一連の手続を実行したとき,C の値が 0 にな る確率はどれか。 A = Random(10); B = Random(10); C = A - B ア 1/100 イ 1/20 ウ 1/10 エ 1 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問4 X と Y の否定論理積 X NAND Y は,NOT(X AND Y)として定義される。X OR Y を NAND だけを使って表した論理式はどれか。 ア ((X NAND Y) NAND X) NAND Y イ (X NAND X) NAND (Y NAND Y) ウ (X NAND Y) NAND (X NAND Y) エ X NAND (Y NAND (X NAND Y)) ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問5 差集合 S - T に等しいものはどれか。ここで,∪は和集合,∩は積集合,c は補集合を表す。 ア S ∪(S ∩ T) イ S ∪ Tc ウ S ∩(S ∪ T) エ S ∩ Tc ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問6 コンピュータの主記憶の誤り制御などに採用されている方式のうち,1 ビット 誤りを訂正し,2 ビット誤りを検出できる方式はどれか。 ア 奇数パリティ方式 イ 水平パリティ方式 ウ チェックディジット方式 エ ハミング符号方式 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問7 次に示すのは,BNF で記述されたあるプログラム言語の構文の一部である。 <パラメタ指定>として,正しいものはどれか。 <パラメタ指定>::=<パラメタ>│(<パラメタ指定>,<パラメタ>) <パラメタ>::=<英字>│<パラメタ><英字> <英字>::= a │ b │ c │… x │ y │ z ア ((abc,def)) イ ((abc,def),ghi) ウ (abc) エ (abc,(def)) ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問8 後置表記法(逆ポーランド表記法)では,例えば,式 X=(A−B)×C を XAB−C×=と表現する。 次の式を後置表記法で表現したものはどれか。 X=(A+B)×(C−D÷E) ア XAB+CDE÷−×= イ XAB+C−DE÷×= ウ XAB+EDC÷−×= エ XBA+CD−E÷×= ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問9 データ構造に関する記述のうち,B 木の説明として適切なものはどれか。 ア ある特定のアルゴリズムに従って,レコードのキー値から物理的な格納ア ドレスを求めてレコードを格納する。 イ 索引部の各ノードを,そのキー値を中心にして小さい側と大きい側のレコ ード数がある許容範囲で平衡を保つよう動的に再配置する。 ウ レコードの物理的配置とは独立に,論理的にレコードをつなぐポインタに よって,レコードを関係づけて格納する。 エ レコードをキー値の昇順にトラックなどのアクセス単位(ぺ一ジ)ごとに格 納し,各ぺージ内の最大キー値とそのぺ一ジの番地をもつ索引を作る。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問10 図のような単方向リストがある。“トウキョウ”がリストの先頭であり,その ポインタには次に続くデータのアドレスが入っている。また,“ミラノ”はリス トの最後であり,そのポインタには 0 が入っている。 “ロンドン”を“パリ”に置き換えることができる処理はどれか。 先頭データヘの ポインタ アドレス データ部分 ポインタ ┌──┐ ┌──────┬───┐ │120 │ 100 │ウイーン │ 160 │ └──┘ ├──────┼───┤ 120 │トウキョウ │ 180 │ ├──────┼───┤ 140 │パリ │ 999 │ ├──────┼───┤ 160 │ミラノ │ 0 │ ├──────┼───┤ 180 │ロンドン │ 100 │ └──────┴───┘ ア パリのポインタを 100 とし,トウキョウのポインタを 140 とする。 イ パリのポインタを 100 とし,ロンドンのポインタを 140 とする。 ウ パリのポインタを 180 とし,トウキョウのポインタを 140 とする。 エ パリのポインタを 180 とし,ロンドンのポインタを 140 とする。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問11 不規則に配列されている多数のデータの中から,特定のデータを探し出すのに 適切なアルゴリズムはどれか。 ア 2 分探索法 イ 線形探索法 ウ ハッシュ法 エ モンテカルロ法 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問12 fact( n )は,非負の整数 n に対して n の階乗 n! を返す。fact( n )の再帰 的な定義はどれか。 ア if n=0 then return 0 else return n*fact(n−1); イ if n=0 then return 0 else return n*fact(n+1); ウ if n=0 then return 1 else return n*fact(n−1); エ if n=0 then return 1 else return n*fact(n+1); ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問13 次の流れ図において,ステップ S4 で Yes と判断したときまでの,ステップ S1,…,S4 の実行回数をそれぞれ n1,…,n4 とする。n4 と n1,n2,n3 の間 に成立する式はどれか。 │ │ No / \ ┌──────/ S1 \ │ \ / │ \ / │ Yes│ │┌──────→│ ││ ┌──┴──┐ ││ │ S2 │ ││ └──┬──┘ ││ │ ││ │←─────┐ ││ No / \ │ │└─────/ S3 \ │ │ \ / │ │ \ / ┌──┴──┐ │ Yes│ │ │ └───────→│ └─────┘ / \ No ↑ / S4 \────┘ \ / \ / │Yes ア n4 = n1 + n2 + n3 イ n4 = n1 + n2 - n3 ウ n4 = n1 - n2 + n3 エ n4 = -n1 + n2 + n3 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問14 複数の英字と区切り記号“.”の 1 個からなる文字列を探索する。“*”は長さ 0 以上の任意の文字列を表し,“?”は 1 文字を表すとした場合,次の表現に該 当する文字列はどれか。 A?B*A.?AB* ア AABA.BABBB イ AABBAB.ABAB ウ ABABA.BABA エ ABBBA.BAABB ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問15 正の整数 M に対して次の二つの流れ図に示されるアルゴリズムを実行したと き,結果の x の値が等しくなるようにしたい。a に入れる条件として,正しい ものはどれか。 _______ ( 開 始 )  ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ┌───┴───┐ │ 1 → x │ └───┬───┘ ──┴── / 演 算 \ ループ端の繰返し指定は, │n = M, -1 , 1 │ 変数名:初期値,増分,終値 └───┬───┘を示す。 ┌───┴───┐ │ x × n → x │ └───┬───┘ ┌───┴───┐ │ │ \ 演 算 / ──┬── ───┴─── ( 終 了 )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _______ ( 開 始 )  ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ┌───┴───┐ │ 1 → x │ └───┬───┘ ┌───┴───┐ │ 1 → n │ └───┬───┘ ┌──────→│ │ ┌───┴───┐ │ │ x × n → x │ │ └───┬───┘ │ ┌───┴───┐ │ │ n + 1 → n │ │ └───┬───┘ │ │ │ / \ │ No /┌─┐\ └────/ │a│ \ \ └─┘ / \ / \ / │Yes ───┴─── ( 終 了 )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ア n > M イ n > M+1 ウ n > M-1 エ n < M ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問16 次の流れ図による処理を複数回実行した場合,途中に出現し得る実行順序はど れか。ここで,二重線(===)は,並列処理の同期を表す。 │ │ ┌───→│ │←───┐ │ =============== │ │ ┌──┴──┐ ┌──┴──┐ │ │ │ A │ │ X │ │ │ └──┬──┘ └──┬──┘ │ │ ┌──┴──┐ ┌──┴──┐ │ │ │ B │ │ Y │ │ │ └──┬──┘ └──┬──┘ │ └────┘ └────┘ ア B → A → B → A イ B → X → A → Y ウ X → B → A → Y エ Y → X → B → A ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問17 バイポーラプロセッサと比較した場合の CMOS プロセッサの特徴として,適切 なものはどれか。 ア 高速な演算が可能である。 イ 集積度を高めることが可能である。 ウ 静電気への耐性が高い。 エ 電源からの雑音の影響を受けやすい。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問18 プロセッサの高速化技法の一つとして,コンパイルの段階で同時に実行可能な 複数の動作をまとめて一つの複合命令とし,CPI (Cycles Per Instruction) 低 減を図る方式はどれか。 ア MIMD イ RISC ウ SCSI エ VLIW ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問19 CISC の特徴に関する記述として,適切なものはどれか。 ア 固定小数点命令,10 進演算命令などの命令群が用意されている。 イ 命令セットが単純化されているので,ワイヤードロジックでの実現が比較 的容易である。 ウ 命令長が固定であり,命令デコードの論理が簡単である。 エ メモリ参照命令をロード及びストア命令に限定している。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問20 パソコンのクロック周波数に関する記述のうち,適切なものはどれか。 ア CPU のクロック周波数と,主記憶を接続するシステムバスのクロック周波 数は同一でなくてもよい。 イ CPUのクロック周波数の逆数が,1 秒間に実行できる命令数を表す。 ウ CPU のクロック周波数を 2 倍,3 倍,4 倍,…と高くすれば,パソコン のシステム全体としての性能もそれに比例して 2 倍,3 倍,4 倍,…とな る。 エ 使用している CPU の種類とクロック周波数が等しければ,2 台のパソコ ンのプログラム実行性能は同等と考えてよい。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問21 RAID (Redundant Array of Inexpensive Disks) 技術のうち,RAID5 の記述と して,適切なものはどれか。 ア 分散した磁気ディスクにビット単位でデータを書き込み,更に,1 台の磁 気ディスクにパリティビットを書き込む。 イ 分散した磁気ディスクにブロック単位でデータを書き込み,更に,1 台の 磁気ディスクに集中してパリティブロックを書き込む。 ウ 分散した磁気ディスクにブロック単位でデータを書き込み,更に,複数の 磁気ディスクに分散してパリティブロックを書き込む。 エ ミラード磁気ディスクのことである。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問22 光ディスク装置の特徴や用途の説明として,適切なものはどれか。 ア アクセスとデータ転送が比較的高速であり,仮想記憶を実現するために, 大型汎用機からパソコンまで幅広く使用されている。 イ 再生専用型,追記型及び書換え可能型があり,画像情報などの多量のデー タを保存するのに使用される。 ウ 媒体は,1 M バイト程度のデータの保存用として使用され,軽量かつ低価 格であり,媒体交換が容易であるという特徴をもつ。 エ 補助記憶装置の中では初期のころから使われており,情報交換及びファイ ルの保存用として使用されている。現在ではオープンリール型よりもカート リッジ型が主流になっている。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問23 DMA 制御方式による入出力処理の記述として,最も適切なものはどれか。 ア CPU が入出力装置を直接制御してデータ転送を行う。 イ CPU を介さずに入出力装置と主記憶装置の間のデータ転送を行う。 ウ チャネル接続によって入出力装置と主記億装置の間のデータ転送を行う。 エ 入出力制御専用のプロセッサによってデータ転送を制御する。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問24 ネオン管のように放電によって発光するセルを利用し,コントラストが高く, 広い視野が得られる薄型の表示装置はどれか。 ア CRT イ DSTN 液晶 ウ TFT 液晶 エ プラズマディスプレイ ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問25 OS におけるタスクのスケジューリングに関する記述として,適切なものはど れか。 ア 多重待ち行列方式は,割当て要求のあったタスクに対して最初に低い優先 順位と長い CPU 時間を割り当て,その後は優先度を高くし,CPU 時間を徐々 に短くする方式である。 イ 到着順方式では,タスクが生成された順に高い優先順位を付けて CPU 時 間を割り当てる。これは先に開始されたタスクを優先させて,早く終了させ ることを目的としているからである。 ウ 優先順位方式では,CPU の利用状況の低いタスクの優先順位を順次高くし, 逆に CPU を多く利用したタスクの優先順位を低くするので,システム全体 の処理効率を高めるのに適している。 エ ラウンドロビン方式は,要求された順番に CPU 時間を割り当て,割り当 てられた時間を使い切った後は,待ち行列の末尾に回す方式である。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問26 リアルタイム OS のプリエンプションの記述として,適切なものはどれか。 ア 一定時間ごとに実行中のタスクを中断して,別の実行可能なタスクを実行 する。 イ 実行中のタスクが終了又は待ち状態になった場合,別の実行可能なタスク を実行する。 ウ 実行中のタスクよりも優先順位の高いタスクが実行可能状態になった場合, 実行中のタスクを中断してその優先順位の高いタスクを実行する。 エ 優先順位の高いタスクが優先順位の低いタスクの終了を待っている場合, 優先順位の低いタスクの優先順位を一時的に高くして実行する。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問27 入出力管理機能の記述に関して,a 〜c に対応する機能の正しい組合せはどれ か。 ┌───┬──────────────────────────────┐ │機能 │ 特 徴 │ ├───┼──────────────────────────────┤ │ a │ 入出力装置に依存した処理を行い,装置の種類ごとに用意され,│ │ │1 台又は複数台の装置を制御する。読出し,書込みなどの入出力要│ │ │求が出されると,その装置を直接操作・管理する。 │ ├───┼──────────────────────────────┤ │ b │ ファイルのプリンタ出力やシリアル回線を介したファイル転送の│ │ │ように,それほど急を要さない入出力は,専用のプロセスに依頼し│ │ │て,入出力動作とプログラムの実行を並行して行う。 │ ├───┼──────────────────────────────┤ │ c │ プログラムの入出力と処理の並行動作を高めることによって性能│ │ │向上を図る。このために,主記憶上に入出力を行うための領域を多│ │ │数用意し,複数のプログラムで共用する。 │ └───┴──────────────────────────────┘ ┌────────┬────────┬────────┐ │ a │ b │ c │ ┌─┼────────┼────────┼────────┤ │ア│スプーリング │デバイスドライバ│バッファプール │ ├─┼────────┼────────┼────────┤ │イ│スプーリング │バッファプール │デバイスドライバ│ ├─┼────────┼────────┼────────┤ │ウ│デバイスドライバ│スプーリング │バッファプール │ ├─┼────────┼────────┼────────┤ │エ│デバイスドライバ│バッファプール │スプーリング │ └─┴────────┴────────┴────────┘ ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問28 システム障害の原因となるメモリリークに関する記述として,適切なものはど れか。 ア 高速化のためにメモリ上に常駐化させていたプログラムの一部が,勝手に ぺージアウトされてしまう。 イ 自プロセスが獲得したメモリの領域外に書き込んでしまい,ほかのプロセ スの領域を破壊してしまう。 ウ 多数のプロセスが開始・終了を繰り返すうちに,数多くの未使用領域が断 片的に発生し,メモリの使用効率が低下する。 エ プロセスの獲得したメモリが,不要になった後も解放されず,システムで 使用できるメモリが徐々に減少する。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問29 記憶管理機能の記述に関して,a 〜 c に対応する機能の正しい組合せはどれ か。 ┌───┬──────────────────────────────┐ │機能名│ 特 徴 │ ├───┼──────────────────────────────┤ │ a │ あらかじめプログラムを幾つかの単位に分けて補助記憶装置に格│ │ │納しておき,プログラムの指定に基づいて主記憶装置との間で出し│ │ │入れをする。 │ ├───┼──────────────────────────────┤ │ b │ 主記憶装置とプログラムを固定長の単位に分割し,効率良く記憶│ │ │管理する。このため,少ない主記憶装置で大きなプログラムの実行│ │ │を可能にしている。 │ ├───┼──────────────────────────────┤ │ c │ プログラムを一時的に停止させ,使用中の主記憶装置の内容を補│ │ │助記憶装置に退避する。再開時には,退避した内容を再ロードし,│ │ │元の状態に戻す。 │ └───┴──────────────────────────────┘ ┌────────┬────────┬────────┐ │ a │ b │ c │ ┌─┼────────┼────────┼────────┤ │ア│オーバレイ │ページング │スワッピング │ ├─┼────────┼────────┼────────┤ │イ│スワッピング │オーバレイ │ページング │ ├─┼────────┼────────┼────────┤ │ウ│スワッピング │ページング │オーバレイ │ ├─┼────────┼────────┼────────┤ │エ│ページング │オーバレイ │スワッピング │ └─┴────────┴────────┴────────┘ ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問30 リアルタイムシステムにおいて,別々のスタック領域を必要とするものはどれ か。 ア あるタスクと別のタスク イ ある割込み処理と別の割込み処理 ウ 割込み処理とシステムコール エ 割込み処理とタスク ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問31 次のグラフのうち,ハッシュ表探索の探索時間の特徴を表すものはどれか。こ こで,シノニムは発生しないものとする。 ア イ データ1個当たり データ1個当たり の探索時間 の探索時間 ↑ ↑ │ : │ .' │ : │ .' │ : │ .' │ : │ .' │ : │ .' │ ..'' │ .' │....'''' │.' └────────────→ └────────────→ 0 表の中の 0 表の中の データの個数 データの個数 ウ エ データ1個当たり データ1個当たり の探索時間 の探索時間 ↑ ↑ │ │ │ ........ │ │ ..'''''' │ │ .' │ │ : │ │: │...................... │ │ └────────────→ └────────────→ 0 表の中の 0 表の中の データの個数 データの個数 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問32 デュアルシステムに関する説明として,適切なものはどれか。 ア 同じ処理を行うシステムを二重に用意し,それぞれの処理結果を照合する ことで処理の正しさを確認する。どちらかのシステムに障害が発生した場合 は,他方だけの縮退運転によって処理を継続する。 イ オンライン処理を行う本番系と,バッチ処理などを行いながら待機させる 待機系システムを用意し,本番系に障害が発生した場合は,待機系にオンラ インプログラムをロードし直した上でシステムを切り替え,オンライン処理 を再起動する。 ウ 待機系のシステムに本番系のオンライン処理プログラムをロードして待機 させておき,本番系に障害が発生した場合は,待機系に即時切り替えて処理 を続行する。 エ 一つのコンピュータ装置に,プロセッサ,メモリ,チャネル,電源系など を二重に用意しておき,それぞれの装置で片方に障害が発生した場合でも, 処理を継続する。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問33 複数の同種のプロセッサによって処理能力を高めるコンピュータシステムの構 成方式のうち,主記憶を共有するタイプはどれか。 ア オーバドライブプロセッサ イ コプロセツサ ウ 疎結合マルチプロセッサ エ 密結合マルチプロセッサ ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問34 ジョブの処理に関する記述のうち,リアルタイム処理について説明したものは どれか。 ア 1 台のコンピュータを同時に複数のユーザに共用させるが,各ユーザには 自分専用のコンピュータを利用しているかのように見せかける処理をいう。 イ データの発生と同時に処理が行われる。応答時間に対する制約が厳しく, プログラムを主記憶に常駐させて実行するなどの方法がとられる。 ウ データを投入してから処理結果を得るまでの処理手順が確定しており,コ ンピュータに実行させる一連の記述によって,処理を自動的に実行する。 エ 複数のパソコンやプリンタを LAN で結合し,互いの情報の共有や交換及 びプリンタの共有を目的としたものである。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問35 分散システムの設計に関する記述として,適切なものはどれか。 ア 処理効率の向上は望めないので,運用性や信頼性の向上に重点をおく。 イ データの分散配置を検討する際は,データの更新処理の実行場所を特定し, マスタデータの配置を決定することから始める。 ウ 並列に処理を行うと問題が発生するような場合には,その処理プログラム はクライアント側に配置する。 エ ユーザの存在場所とデータの配置を決定すると,それに伴ってプロセスの 配置が自動的に決まる。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問36 三つのジョブ A 〜 C を,次のスケジューリング方式に基づいて同時に開始す る。このとき,ジョブ B が終了するまでの経過時間は,ほぼ何分か。 〔ジョブ〕 単独で実行したときの処理時間は,ジョブ A は 5 分,ジョブ B は 10 分, ジョブ C は 15 分である。処理時間の内訳はすべて CPU 時間である。 〔スケジューリング方式〕 (1)待ち行列に並んだ順に実行する。 (2)一定時間(これをタイムクウォンタムと呼ぶ)の間に処理が終了しなければ, 処理を中断させて,待ち行列の最後尾へ回す。 (3)タイムクウォンタムは,ジョブの処理時間に比べて十分に小さい値とし,ジ ョブの切替え時間は無視できる。 ア 15 イ 20 ウ 25 エ 30 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問37 あるオンラインシステムにおいて,1 件のトランザクションを処理するのに必 要な CPU の命令実行数は 80,000 ステップであり,1 ステップ当たり平均 1 マ イクロ秒で処理される。このシステムをアップグレードして,毎秒 30 件のトラ ンザクションを処理できるようにするためには,CPU の処理性能を最低何倍にす る必要があるか。ここで,CPU の使用率の限界はいずれの場合も 80 %とし,処 理性能は CPU だけで決まり I/O には依存しないものとする。 ア 2.0 イ 2.4 ウ 3.0 エ 12.0 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問38 スループットに関する記述として,適切なものはどれか。 ア CPU の性能指標の一つであり,入出力操作の処理待ち時間は含まれない。 イ ジョブがシステムに投入されてからその結果が完全に得られるまでの経過 時間のことであり,入出力の速度やオーバヘッド時間などに影響される。 ウ ジョブごとの処理時間のことであり,ジョブの実行の間に介入するオペレ ータの操作時間などに影響される。 エ 単位時間内のジョブ処理件数のことであり,スプーリングはスループット の向上に役立つ。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問39 コンピュータシステムの性能評価に関する記述のうち,適切なものはどれか。 ア CPU 性能を測定するベンチマークプログラムは多くの応用範囲をカバーし ているので,コンピュータ導入からシステム増強計画に至るまで広く利用で きる。 イ コンピュータシステムヘの負荷増大に対応するためにシステム資源の増強 を計画する際,負荷の予測に基づくプロトタイピングモデルは有効でない。 ウ システムが実際に動作していない段階でコンピュータシステムの性能予測 を行うには,ソフトウェアモニタや待ち行列モデルなどが有効である。 エ 既に運用に供されているシステムでは,ソフトウェアモニタによる情報や 統計データ及び課金データを収集し,分析することによって,性能上の問題 点を把握することが可能である。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問40 平均故障間隔が x 時間,平均修理時間が y 時間のシステムがある。使用条件 が変わったので,平均故障間隔,平均修理時間が共に従来の 1.5 倍になった。 新しい使用条件での稼働率として,正しいものはどれか。 ア x ,y の値によって変化するが,従来の稼働率よりは大きい値になる。 イ 従来の稼働率と同じ値である。 ウ 従来の稼働率の 1.5 倍になる。 エ 従来の稼働率の 2/3 倍になる。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問41 データマイニングの説明として,適切なものはどれか。 ア 大量のデータを高速に検索するための並行的アクセス手法 イ 大量のデータを統計的,数学的な手法で分析し,法則や因果関係を引き出 す技術 ウ 販売実績などの時系列データを大量に蓄積したデータベースの保存手法 エ ユーザの利用目的に合わせて,部門別のデータベースを作成する技術 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問42 商用データベースサービスに関する記述として,適切なものはどれか。 ア ある特定の分野に関して集めた情報を,営利を目的として利用者に提供す る。 イ 商業分野に限定して集めた情報を,データベースの形で利用者に無償で公 開する。 ウ データベースの設計・構築に当たって発生する様々な問題について,専門 家の立場として助言する。 エ 利用者が構築したデータベースについて,その管理業務を代行する。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問43 再帰的な処理を実現するためには,実行途中の状態を保存しておく必要がある。 そのための記憶管理方式として,適切なものはどれか。 ア FIFO イ LFU ウ LIFO エ LRU ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問44 図はコンパイラにおける処理の流れを表している。a 〜 d に入る用語の組合 せとして,適切なものはどれか。 ┌──┐ ┌──┐ ┌──┐ ┌──┐ ┌───────┐ │ a │→│ b │→│ c │→│ d │→│目的コード生成│ └──┘ └──┘ └──┘ └──┘ └───────┘ ┌──────┬──────┬──────┬──────┐ │ a │ b │ c │ d │ ┌─┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │ア│ 構文解析 │ 字句解析 │ 意味解析 │ 最適化 │ ├─┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │イ│ 構文解析 │ 字句解析 │ 最適化 │ 意味解析 │ ├─┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │ウ│ 字句解析 │ 構文解析 │ 意味解析 │ 最適化 │ ├─┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │エ│ 字句解析 │ 構文解析 │ 最適化 │ 意味解析 │ └─┴──────┴──────┴──────┴──────┘ ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問45 次の手続 add を考える。ここで,仮引数 X は値呼出し(call by value),仮 引数 Y は参照呼出し(call by reference)であるとする。主プログラムを実行し た後,主プログラムの変数 X,Y の値はどうなるか。 主プログラム ┌───────┐ │ X:=2; │ │ Y:=2; │ │ add(X,Y); │ └───────┘ 手続 add (X,Y) ┌───────┐ │ X:=X+Y; │ │ Y:=X+Y; │ │ return; │ └───────┘ ┌───┬───┐ │ X │ Y │ ┌─┼───┼───┤ │ア│ 2 │ 2 │ ├─┼───┼───┤ │イ│ 2 │ 6 │ ├─┼───┼───┤ │ウ│ 4 │ 2 │ ├─┼───┼───┤ │エ│ 4 │ 6 │ └─┴───┴───┘ ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア開発技術者午前平成13年問46 SGML の説明として,適切なものはどれか。 ア 英文の文書の構造を表現するために用い,和文の場合には適さない。 イ 標準化の対象として印刷用制御コードが含まれている。これによってプリ ンタのハードウェアが標準化される。 ウ 文書を構造化して記述するための言語の一つであり,